2014年1月31日金曜日

やまだせいがさんの高江レポート①

現在高江に滞在中のワンラブ特派員・やまだせいがさんによる高江レポートをシェアします。
滞在中は毎日レポートをアップしてくれるとのコト。引き続きお楽しみに~(*・∀-)☆

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【高江レポート① 1月29日】

名古屋では考えられないぽかぽかとあたたかい陽がさしています。おはよーございます。昨日、1月29日の高江のようすを報告します☆

那覇インター前から市民連絡会の車に乗せてもらい、高江に2時間ほどかけて到着です。

高江の回りを囲むヘリパッドの中で、N-4のひとつが完成しており(あまり丈夫でない様子)もうひとつを工事中。メインゲートに向かうと、業者の出入りの監視をしていました。丸政工務店のようなヘリパッド工事をしている業者の車両は要チェックです。最近ではN-1のヘリパッド工事を、北勝建設が受注したことがわかりました。しかしN-1の工事がいつ始まるかよくわかっていません。3月~5月は、やんばるの森の鳥たち(ノグチゲラ)の繁殖期になります。その間に大きい音の出る工事は行えないことになっています。しかし騒音のしない作業はできるということですので、危険なことにかわりはありません。

驚いたのは、高江の座り込みのスタイルです。高江住民の会は、東村の中でも60世帯しかない高江の中のさらに一握りの人数でおこなっています。朝は6時頃から人が集まり、ミーティングと配置を確認します。そこから夜中まで入れ替わり立ち替わりもありながら、自発的に、協力的に一日アクションをおこなっています。例えば、無線でN-1からメインゲートに「二人でN-1にいるんですけど、誰かかわってもらえます?」と連絡が入ると「わかりました」とメインゲートにいた人たちが「私いきますよ~」とすぐに動きます。そしてお昼ご飯の差し入れや、とにかく高江の住人や支援者がわらわらと集まってきます。自分の動ける時間にはみなさん座り込みに参加しているようです。一日中、長期を見据えて行わなければならないアクションであるので、すべての参加者どうしの支えあいが自然誘発的にか意識的にか、行われています。年齢が上の世代が体験的に学んできたことを下の世代へと受け継いでいるようにも思えます。しかし、やはり圧倒的に人数が少ないことは事実です。毎朝6~8時普天間の大山ゲートにいっているというおじいは言っていました。「散歩をしているような感じで毎朝ゲート前にいるけれど、自分たちの主張することがNO!ばかりだと、やっぱりストレスたまってしまう。米軍だって人間どうしなのだから、ほんとは仲良くしたいのにね~」

この日はCH53だと思われるヘリが非行訓練をおこなっていました。大型輸送機なので、あまり見かけないほど巨大で轟音です。その前の日にはオスプレイが飛行訓練をおこなっていました。私はまだオスプレイを見たことありませんが、みなさん「一発でわかるよ」とおっしゃいます。見たいような見たくないような。ちなみに米軍がゲートの近くを通ったとき、銃器を持っていました。銃なんてこの世からなくなってしまえばいいのに!

19時半までゲート前におりました。高江の人たちや支援の人たちどうしで協力し、座り込みは24時間で行われています。「私のような短期でしか来れない県外の人間の最大の役目はなんですかね?」と聞いてみると、「やっぱり帰ってからたくさんの人たちにあなたが経験したことや見たもの聞いたものを伝えること。現地にいるときは、もちろん戦力ね!」という言葉がかえってきました。

「みんな高江に集まれ~♪」高江の星空最高です。シェア大歓迎です!








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